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2026年8月改定!高年齢雇用継続給付金で60代の賃金減少をサポート

くらしの制度ナビ 編集部 公開 9/30/2026

2026年8月改定!高年齢雇用継続給付金で60代の賃金減少をサポート

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60歳以降も働き続けたいと考える方が増える中、定年後の再雇用などで賃金が減少してしまうケースは少なくありません。そうした方の生活を支え、働く意欲を後押しするのが「高年齢雇用継続給付金」です。この給付金は、雇用保険の制度の一つで、60歳から65歳までの期間に賃金が一定割合以上低下した場合に支給されます。

この制度は、2025年4月1日からの支給率変更に加え、2026年8月1日には支給限度額などが改定されました。今回は、最新の制度内容と申請のポイントについて詳しく解説します。

対象になる人

高年齢雇用継続給付金(高年齢雇用継続基本給付金)の対象となるのは、以下のすべての条件を満たす60歳以上65歳未満の雇用保険の一般被保険者です。まず、60歳以上65歳未満であること、そして雇用保険の被保険者期間が通算で5年以上あることが必要です。

さらに、60歳以降の賃金が、60歳に到達した時点の賃金と比べて75%未満に低下していることが条件となります。また、失業給付である基本手当を受給していないことも要件の一つです。

金額・条件

高年齢雇用継続給付金の支給額は、60歳に到達した時点の賃金と、現在の賃金の低下率に応じて計算されます。特に、2025年4月1日以降に60歳に達した方については、賃金の低下率に応じて最大で10%の給付金が支給されることになりました。 以前は最大15%でしたが、この変更は2025年4月1日以降に60歳に達した方に適用されます。

また、2026年8月1日からは、以下の支給限度額等が変更されています。厚生労働省の発表によると、支給対象月に支払われた賃金と給付額の合計が、支給限度額を超える場合は調整されます。

  • 支給限度額: 397,369円(支給対象月に支払われた賃金がこの額以上である場合、給付金は支給されません。)
  • 最低限度額: 2,562円(算定された給付額がこの額を超えない場合は支給されません。)
  • 60歳到達時等の賃金月額の上限額: 522,000円
  • 60歳到達時等の賃金月額の下限額: 96,090円

申請方法と期限

高年齢雇用継続給付金の申請は、お近くのハローワークで行います。初回申請の期限は、給付金の対象となった月の初日から起算して4か月以内です。 2回目以降の申請については、ハローワークから指定される支給申請月中に手続きを行う必要があります。

申請を忘れてしまった場合でも、時効は2年間とされていますが、各支給対象月ごとに時効が判断されるため、期限を過ぎた分は給付が消滅する可能性があります。 申請漏れがないよう、速やかに手続きを行うことが重要です。

注意点

高年齢雇用継続給付金を受給する際には、老齢厚生年金との併給調整が行われる点に注意が必要です。給付金が支給されることで、年金の一部が停止される場合があります。

また、高年齢雇用継続給付金は、将来的に制度が段階的に縮小され、2030年度を目途に完全廃止される方向で検討が進められています。 今後の制度変更についても、厚生労働省やハローワークの最新情報を確認するようにしましょう。なお、雇用保険法における年齢の計算は、誕生日の前日に満年齢に達するものとされており、例えば10月12日が誕生日の場合、60歳到達日は10月11日となります。

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。最新の制度内容や個別の判断は、必ず公式サイト・窓口でご確認ください。

本記事は公的機関の公表資料や報道をもとに整理した一般的な情報です。制度の内容は改正・自治体により異なる場合があり、個別の判断は必ず公式サイトや専門家にご確認ください。誤りのご指摘・訂正のご依頼はお問い合わせページよりご連絡ください。

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